インド舞踊WS体験記ーモヒニヤッタム

インド舞踊家の入野さまのグルであられるニルマラ先生の『モヒニヤッタムWS』に参加させていただきました

『モヒニヤッタムは稲穂が風にそよぐかのごとくに踊らなければいけない』と言われています
と説明をうけてはじめました

同じ南インドの踊りなのでバラタナティヤムやクチプディと共通点もたくさんあるようですが
深く腰を落として連続的に弧を描くようにして踊るモヒニヤッタムは
より『ラースヤ』ー女性的な踊りを強調した舞踊とされています

まずスクワット系の準備体操(これに関しては、日頃、私達がしているものと同じでした)を2種行い、アラマンダラムと呼ばれるベーシックポジションについては、バラタナティヤムやクチプディのかかとの間隔よりも指一本分ほど広めにキープして、つま先(もちろん膝の角度も準ずる)のむかうダイレクションも左右180度よりも中に向かってキープすると習いました



その後、ベーシックステップ(アダヴ)を数種類
この日のフットワーク自体はバラタナティヤムでいうところのターテイテイタ―を基本としたシンプルなものでしたが

弧を描く手のひじをのばさなかったり、その手の動作の範囲
眼球の動きをフルに強調するアイムーヴメント
ひざを伸ばさない動きの連続と時々出てくるすり足のようなフットワーク
微妙に違うハスタのくみかたなどを一気に許容しようとして
汗がガーッと出てきて、大腿四頭筋がワシーッ!!!となりました

その後、ハスタ(インド舞踊に使用する手の型)を習い
アイムーヴメント、アイブロームーヴメント
そして頬のムーヴメントなどにトライしました

モヒニヤッタムのハスタは呼び方も組み方もバラタナティヤムやクチプディで使用している型と少し違うのですが、クーリヤッタムやヤクシャガーナなどとほぼ同一だそうです

頬のムーヴメントは口は動かさずに、頬の中に空気を少し入れ
口角の横あたりを微妙な感じでプクプクさせるというものでした
魚が水を飲む時などに使うとおっしゃってデモンストレーションしてくださいました

眼の表現の練習のところで
『太陽が昇ってきて、そしてその光がとてもシャープになり
そして、最後に自らが太陽になる』
というかっこよくもとても難しいお題を練習したのですが
『太陽の輝きが眩しい』というところの眼の表現が
下まぶたをかなり細かくぴくぴく動かすというもので、あたりまえのように習得できず・・・・

しかし、大きい身体の動きを使わず、ほぼ眼だけで
こういう表現ができるのは、ほんとうに素晴らしいし、学ぶべき事がたくさんある舞踊だなぁと思いました

その他にもいろいろ練習させていただいて、最後にニルマラ先生の愛弟子たち(15,6歳の少女たち)が舞うパールヴァティ―のアイテム(とても古いアイテムでめったに見る事ができない、と先生はおっしゃっていました)を拝見いたしました

表現の方法が独特なのでハスタを見てもパールバティのムドラー以外、その意味をパッと把握することが難しかったのですが、家に帰ってきて、購入させていただいたニルマラ先生のお書きになられたモヒニヤッタムの本をみたら、おー、あれは『ヒロイン』というハスタだったのね~といった感じで理解することができました

今回うまれてはじめて、モヒニヤッタムにトライしてみたのですが
(まぁ、もちろん鏡で見たらわたしのは全くモヒニヤッタムに見えない感じだと確信いたしますが)
またまた奥深い『インド舞踊』の世界を垣間見る事ができました

また10月にもWSを企画されるかもとの事

とても楽しみです

この後、モヒニヤッタムの公演が9月1日、2日とあります

お時間のおありになられる方は行かれてはいかがかしら

詳細は以下どうぞ



日本・ケーララ青少年文化交流2010

2010年9月1日(水)
「ケーララの古典舞踊モヒニヤッタムと日本の青少年によるコンサート」
18:30開演(30分前開場)
会場/北沢タウンホール(京王井の頭線・小田急線下北沢駅南口より徒歩5分)
入場料/990円
~プログラム~
<第1部 日本の青少年によるコンサート>
ピアノやヴィオリンの演奏
<第2部 南インド・ケーララの古典舞踊「モヒニヤッタム」>
出演/ナタナカイシキ舞踊研究所
<第3部 日本の青少年によるコンサート>
尺八やクラリネットの演奏
問い合せ/JMLセミナー入野義朗音楽研究所 高橋冽子
Tel:03-3323-0646 携帯:090-8443-8062 Fax:03-3325-5468(24h可)
E-mail:jml-irinopz@nyc.odn.ne.jp
主催/JMLセミナー入野義朗音楽研究所 実行委員会 後援/在日インド大使館

2010年9月2日(木)
「南インド・ケーララの伝統舞踊の精華 モヒニヤッタム」
19:00開演(30分前開場)
会場/深川江戸資料館 小劇場(大江戸線・半蔵門線「清澄白河駅」下車徒歩
3分)
出演団体/ナタナカイシキ舞踊研究所
演出・振付/グル・ニルマラ・パニッカル
出演/スダルマ・エンブランディリ、サンドラ・ピシャロディ、ウマーデー
ヴィ・アニマンガラム
入場料(全席自由)/前売2000円、当日:2500円 学生前売1300円、学生当日
1500円
予約・問い合わせ/マルメロ Tel:03-5627-7583、Fax:03-5627-7584、
E- mail:marmeloyama★gmail.com(★を@にかえてください)
主催/マルメロ
招聘/JMLセミナー入野義朗音楽研究所 高橋冽子
後援:インド大使館、(財)日印協会
協力:アビナヤラボ、クーリヤッタム日本上演委員会、(財)現代人形劇セン
ター、バリ芸能研究会 ほか
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by kuchipudi-keiko | 2010-08-31 09:20 | インド舞踊