2009年 10月 29日
アルダナリ
ヒジュラ、タミル語ではなぜかオンボドゥと呼ばれるアルダナリな人々のお話
アルダナリといったらシヴァとシャクティのパーフェクトユニオンの事なのですが
みんながこそっと小声でいうようなオンボドゥやヒジュラという言葉を
私自体は、使用したくないのでここでは、彼らのことをアルダナリと呼ばせていただきます
街や電車の中で奇声をあげてお金をせびったかと思うと
新しい生命には祝福を与える存在であったりもする人々
ふつう、アルダナリの方達は同じコミューンのメンバーで行動を共にしているようだ
旅に出るといろいろな人との出会いが待っている
シヴァの丘でであったアルダナリな彼女は自分の生活(人生)がいかに大変なものかを
私達に語ってくれた
街でみかけるアルダナリな方達とはかなり違う感じの彼女
カンナッパコイルのお掃除をする彼女は、そこに来るデボーティのドイツ人に
助けられ、タミルナードゥ州にある病院で手術を受けたそうだ
「彼氏はいるの?」との私の問いに
「インドの男の人はわたしみたいなのはだいっきらいなのよ。。。
わたしの人生は始まったときからとてつもない困難ばかり。。。。」と笑った
そして、私達は夕暮れのカンナッパコイルで共に踊った
彼女はもちろんインド古典舞踊は習ったことはないのだけれども
自己流のボル(ダンスの掛け声)と共に踊った
わたし、踊る事がほんとうに好きなの
彼女はカンナッパコイルから遠くを見ながら言った
・・・踊ることは祈ることですものね・・・・・
あなたにシヴァのブレッシングがありますように
by kuchipudi-keiko
| 2009-10-29 08:00
| インディアンライフ