2008年 08月 04日
SEE AND DO
で、読んでいてふきだしてしまいました
インタビューの中で彼女は
「インドで踊りを習うと言う事は、See and doでしょ」
と言っていました
たしかに・・・・そうなんですよね
インドでの習い方は、先生か先輩が踊っているのを見て、自分で真似てみる
というのが、主なのです
しかも、外人の生徒以外はだれもメモらない
とにかく目に入ったものが、説明抜きで自動的に身体で動き、それはまたうまい具合に頭のどこかに収まるらしいです
言葉でこのムーヴメントはこのような構造で成り立っており、気をつけなければいけない点は、ここにありましてなどなど・・・・の様には習わないのですよね
私もインドのはじめの師匠のクラスで、まだステップ(アダウ)を習っている時に、一日中クラスを取っている師匠のとなりにピョコンと座って、先輩方の踊りを、師匠がクラスを取る姿を何時間もじーっと飽きずに見ていたものでした
私にとって、目の前で練習しているバリバリシニアダンサーの方たちの踊りもお母さんに連れられてやってくる少女の踊りも、先生の叩くタタカリ(ダンスのレッスンで使うリズム用スティック)のビートも本当に興味深かったものです
(インドの人って、その人その人で随分違う味の踊りをするんだなぁ~、あの人のこの部分とこの人のこの部分が素敵だから、今度わたしも真似してみよう!)などど思ったものです
結局、そのおかげでいざジャティー(基本のステップ六十数種類の後に習うもの)を習う頃には、ほとんどのボル(ステップについいている掛け声)と大まかなムーブメントが頭に入っていたのですけれどもね
よくも悪しくもインド的習得方法でした~
by kuchipudi-keiko
| 2008-08-04 08:10
| インド舞踊