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SEE AND DO

昨日、クチプディ関係の友人のインタビューが送られてきました

で、読んでいてふきだしてしまいました

インタビューの中で彼女は

「インドで踊りを習うと言う事は、See and doでしょ」

と言っていました


たしかに・・・・そうなんですよね

インドでの習い方は、先生か先輩が踊っているのを見て、自分で真似てみる

というのが、主なのです

しかも、外人の生徒以外はだれもメモらない

とにかく目に入ったものが、説明抜きで自動的に身体で動き、それはまたうまい具合に頭のどこかに収まるらしいです

言葉でこのムーヴメントはこのような構造で成り立っており、気をつけなければいけない点は、ここにありましてなどなど・・・・の様には習わないのですよね

私もインドのはじめの師匠のクラスで、まだステップ(アダウ)を習っている時に、一日中クラスを取っている師匠のとなりにピョコンと座って、先輩方の踊りを、師匠がクラスを取る姿を何時間もじーっと飽きずに見ていたものでした

私にとって、目の前で練習しているバリバリシニアダンサーの方たちの踊りもお母さんに連れられてやってくる少女の踊りも、先生の叩くタタカリ(ダンスのレッスンで使うリズム用スティック)のビートも本当に興味深かったものです

(インドの人って、その人その人で随分違う味の踊りをするんだなぁ~、あの人のこの部分とこの人のこの部分が素敵だから、今度わたしも真似してみよう!)などど思ったものです

結局、そのおかげでいざジャティー(基本のステップ六十数種類の後に習うもの)を習う頃には、ほとんどのボル(ステップについいている掛け声)と大まかなムーブメントが頭に入っていたのですけれどもね

よくも悪しくもインド的習得方法でした~
by kuchipudi-keiko | 2008-08-04 08:10 | インド舞踊