http://www5e.biglobe.ne.jp/~kutcheri/インド舞踊家の私のインドと日本での見たり、聞いたり、考えたり

by kuchipudi-keiko

インドのニュース

インド系のニュースから。

着眼点は、偉かった犬の事ではなく、最後の一文。

『インドでは稼ぎ手となる男児誕生を望む傾向が強いため、国連の推計によると、1日当たり2000件前後の女の胎児の中絶が違法に行われている。』

・・・インドでは

いまだ、結婚する時に、女の人側から男の人側に、たくさんの金品を渡すという悪習が現存しています。

それが証拠に、女の子を3人授かると、その親は破産するという諺があるくらいなのですから。

つまり、女の子を育てるという事は、親にとって金が入らないだけではなく
金が余計にかかるということなんですよね。

だから、生まれてきた子供が、男か女かというのは、経済的に貧窮している人にとっては、死活問題にも関わってくることなのです。

しかも、これ、ビハール州(インドの中でも経済的に貧しい州)の事件なのですよね・・・・・・・・・

前にもブログに書いた事がありますが、インドは、やはりどう考えても、完全なる男社会なので
何かと男に生まれた方が、都合がいい様に出来ています。

これは、外国人の私でさえ、インドにいると、事あるごとにひしひしと感じます。

そのことについて、熟考しようとすると、インドという国自体の根本的問題点に突き当たって、どうしようもない感にさいなまれてしまうのですが。

だから、このニュースを一概に、なんてひどい親なんだとか、中絶がどうのこうのとか、はーっ、あんな国に生まれないでよかったよ、なんて事ですましてはいけないのと思うのです。
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by kuchipudi-keiko | 2008-04-23 12:38 | インディアンライフ