http://www5e.biglobe.ne.jp/~kutcheri/インド舞踊家の私のインドと日本での見たり、聞いたり、考えたり

by kuchipudi-keiko

「インド独り舞ふ」で舞ってみて

カタックの敦子さんと南青山マンダラさんのインド古典舞踊の企画

「インド独り舞ふ」

平日でありながら連日沢山のお客様にご来場いただいて、出演者のひとりとして心からお礼申し上げます。

インド芸術のラシカー(愛好者)の方々から発せられるよいバイブレーションの中、舞踊家たちもリラックスして素敵なプログラムになったと思います。

企画、制作、そして4日間ともMCでナイスなコメント連発の敦子さん

いつもプロフェッショナルサポートばっちりのマンダラの皆様

他スタッフの皆様、ご来場くださった皆様、そして、ダンサーズの皆様、ありがとうございました!

公演について、どんな感想をブログに書こうかなとずっと迷っていたのですが、盛況でよかったね~~とか、がんばったね、とか日本人がインド舞踊って難しいんだよーとか次回楽しみ、とかすでに他のダンサーズが書いてくれるのではないかと思うので、私は久しぶりに「なぜに、インド舞踊を踊るのか?」という事を「独り舞ふ」を踊り終えた記念に?短く書いてみることにしました。

暇な人は以下、読むべし!





私たちが愛してやまない「インド古典舞踊」という芸術。


踊り手は、その舞を通して神と対話し

観る者は、踊り手のその眼の中の神に祈りをささげます。


その根源は、神への献身の精神にあるといいます。

もともとインド舞踊の発祥は、『神の名を呼び、歌い、踊り、献身をあらわし、解脱の道を求める』というバクティームーヴメントにさかのぼります。


インド人でもない私たちがなぜインドの神に祈るのか?という問いには

神の根源はひとつであるからと答えておきましょう


では人はなぜ神に祈る(踊る)のでしょう?


生まれ出でて、老いて、死んで、朽ちていくのが人生

解放(肉体を離れる)に至るその時までに、味わうだろう数々のスパイス

窮屈な型に押し込められた魂が、インスタントではないその生のスパイスを味わうたびに、人は神に祈ります。

ある時は、より深く味わうために

またある時は、救いを求めて

そして、何より生命(いのち)を授かっていなければ味わうことのなかった数々の刺激に感謝して


神も悪魔も戦いも恋愛も喜びも怒りも苦しみも悲しみも。。。。。。

すべてが舞の中にあります


私は、踊りの題材であるヒンドゥー神話の中に人生の経験や自分の感情を投影します。

そして、神話の根底に流れる智慧のエッセンスを踊るように努力するようにしています。


また自分自身も、踊りを通して、精神的に道を探し続けています。




そして、もうひとつ、おまけのインフォ★

舞台芸術としても素晴らしいこの「インド古典舞踊」を、いち芸術としてもっと一般の方々にご認識いただけるように、今年から実験的にプロジェクトを仲間とはじめます

近いうちに詳細発表いたしますので、こうご期待!!



今回の独り舞ふで踊らせていただいたドゥルガー女神は

善と悪、偽りと真実を見抜く力を与えてくださるそうですよ。
[PR]
by kuchipudi-keiko | 2014-04-27 13:42 | インド舞踊